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2014年12月16日 (火)

恥ずかしい人達

グランプリファイナルが閉幕し、衆院選の結果も出ました。

グランプリファイナルは、女子はエリザベータ・トクタミシェワが、男子は羽生結弦が優勝を飾りました。

エリザベータ・トクタミシェワはシニアに上がった時のような高いジャンプが復活したことに加えて他の選手を圧倒する妖艶な演技を見せてくれました。

羽生結弦の優勝には驚きました。充分な練習が出来ていない筈なのに、ほぼ完璧な演技をするとは・・・今回は一人だけ別次元の演技でした。

ショートもフリーもルッツで転倒してしまいましたし、体調を考慮して後半に4回転を入れなかったということもあって、300点には届きませんでしたが、ルッツの軸ブレを修正して後半に4回転ジャンプを入れてくれば、間違いなく300点を突破することになりそうです。

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本郷理華、町田樹、無良崇人は残念な結果になりました。

町田樹はショートを終えた時に、「この絶望的な状況の中で・・・」と語っていたので体調不良かと思っていましたが、大学の卒論執筆が忙しく、いったんはGPファイナル出場を辞退していたようです。

ただ、ケガ以外での欠場は認められなかったので、出場にふみきったようですが、上手く調整できなかったのでしょう。

本郷理華と無良崇人は初出場の緊張があったのかもしれません。動きが硬いように見えました。

その緊張感をショートでは上手くコントロールしたように見えた本郷理華ですが、さすがにフリーまでは難しかったのかもしれません。

3人とも、もっと出来たはずだという悔しい思いをしているでしょうから、全日本でどんな演技を見せてくれるのか楽しみになりました。

ところで、なぜか羽生結弦を非難するようなコメントが入っていますが、読んでいて非常にがっかりしました。

フィギュアスケートファンを名乗りながら、演技の質を見極められず、採点の不当性を訴えながらISUの採点を検証もしていない・・・

最近のアンチはただ悪口をがなり立てるだけで、正当性も論理性も無いようです。

野球ファンに昔から存在する『巨人アンチ』などは、巨人ファン以上に巨人の選手の特徴や成績、コーチの指導方針から2軍の選手まで把握して批判していましたから、中途半端なファンなら話についていけませんでしたし、批判する内容については、コアなファンも納得せざるを得ないような見解も多々ありました。

しかし、最近のアンチは2ちゃんねるのスレを鵜呑みにしてそれをコピペするだけのようです。

見識を持っているわけではなく、ただの嫉妬や怒りの感情をぶつけているだけに過ぎません。

羽生結弦の得点については、中国杯のフリー以外は妥当な結果だと思っています。

ファイナルに進めたのは、ジェレミー・アボットがミスをしたからで、羽生結弦がNHK杯で不当に上げられたからではありません。

演技内容と採点結果を見れば、すぐに理解出来ると思いますが、アボットが5位になってしまったのは、2本目のトリプルアクセルをコンビネーションに出来ず、更に最後のルッツがダブルになったからです。

トリプルアクセルにダブルトーループを付けていれば、着氷が乱れて減点があっても2点程プラスになりますから150点を超えていましたし、次のダブルアクセルをコンビネーションにしていれば、ルッツがダブルになっても羽生結弦に勝っていたのです。

今季からルールが変わり同一ジャンプを単独で二回跳ぶと基礎点はシークエンス扱いになって70%となりますが、コンビネーションにカウントされないので他に三つのコンビネーションが跳べるのです。アボットはそれを失念していたのかもしれません。

中国杯のフリーについては、PCSは明らかに10点程高いと考えています。

ただし、もし私の推測通りであったとしても、3位のリチャード・ドーンブッシュとは10.82の差がありますから順位の変動は無かったでしょう。

羽生結弦を非難する人達は、ミスをしたのにあの高得点はキム・ヨナのようだと主張しているようですが、では昨年浅田真央がトリプルアクセルでミスしても毎回200点を超えていたことについても同じように非難するのでしょうか?

浅田真央は、ミスした箇所以外のジャンプ・スピン・ステップが優れており、滑らかな滑りで魅了させる表現力も素晴らしかった。

それは、ファイナルでの羽生結弦も同じです。

なぜ同じ視点で公平に見ることが出来ないのでしょうか?

それは、浅田真央や高橋大輔は公平に採点されていなかったという思いがあるからでしょう。

2012年のニースで高橋大輔は、2度目の世界選手権制覇を成し遂げていたはずでした。

2013年のグランプリファイナルで浅田真央はトリプルアクセルを成功させて世界最高得点を更新し、ソチの金メダルへ弾みをつけるはずでした。

しかし、採点結果はとても理不尽なものでした。

なぜ羽生結弦だけが・・・という苛立ちは理解出来ますが、だからといって羽生結弦を誹謗中傷していいということにはなりません。

何とか自分の怒りや、羽生結弦に対する妬みを正当化しようと羽生結弦が城田氏や真壁氏と祝勝会をしていたということを持ち出したり、インタビューで選手村に滞在しているような嘘を言ったことを殊更に強調しています。

嘘はいけませんが、インタビューされると相手が望む答え言ってしまう場合もありますし、サポートセンターにいたことを、『特別待遇』と悪意に解釈する人もいますから、とっさに隠してしまったのかもしれません。

理由はどうあれ、嘘をついたことの弁明にはなりませんし、サポートセンターにいたのは本人が喘息やアレルギーといった持病がある為なのですから、隠す必要は無かったでしょう。

実際に金メダル獲得後に、それが報じられたわけですし・・・

ただ、本人はそれだけ特別待遇と思われることが嫌だったのかもしれません。

本人が当時の気持ちについて語らないいじょう、憶測は避けたいですが、その嘘から羽生結弦の全人格を否定するに至ったというのであれば短絡的です。

また、祝勝会の件も同様です。

城田氏はオーサーコーチの話を持ちかけた人物ですし、真壁氏はアイスショーを取り仕切っている人物です。

フィギュアスケートファンから見ると、嫌なイメージを抱くでしょうが、重要な関係者であることは間違いありません。

祝勝会を断ることはしないでしょう。

これは、羽生結弦だけに限った話ではなく、他の選手も同様だと思います。

ただ、浅田真央や高橋大輔はオーサーコーチの件を断っていますから関係が薄いというだけのことです。

人の好き嫌いは誰にでもありますし、嫌うのは自由です。

ただし、嫌いだから採点結果も間違っていると受け取られるようなコメントを投稿するのは間違いです。

そういう投稿をして喜ぶのは誰でしょうか?

羽生結弦=キム・ヨナ

そう結びつけることが出来れば、キム・ヨナへの批判など出来なくなりますし、羽生結弦への度を越した発言がネット上に溢れだせば、

キム・ヨナも同じように誹謗中傷された。叩いているのは嫉妬に狂った浅田真央や高橋大輔のファンだ。

彼等は、自分が応援している選手が不当な判定を受けていると荒唐無稽な主張をして、成績の良い選手を妬み、攻撃する。

全日本選手権で優勝した羽生結弦や鈴木明子、そしてキム・ヨナは以前から執拗な攻撃を受けていた。

という話が広まっていくでしょう。

昨年の全日本選手権の時もそうでしたが、応援する選手可愛さのあまり、他の選手を叩くという図式に、簡単にはまってしまう人達がいるようです。

ネットは匿名と言うこともあり、安易に感情を吐き捨てる場になりがちです。

だからこそ自称医療関係者のように、自分の感動を理解させるためには、矛盾したことも平気で投稿出来るのかもしれません。

現実の世界で同じ発言など出来ないでしょう。

実際に出来る人物であれば、実名で私にメールしてくると思います。

過去には何度か職場の連絡先を記載した実名のメールをいただいたこともあります。

そういう方々は、無責任な投稿はしませんし、むやみに相手を責めることもしません。意見が違うからといって、汚い言葉を浴びせたりもしません。

それが常識ある人間の言動ではないでしょうか?

理解出来ないというのなら、それは恥ずべきことです。

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「売国朝日新聞に告ぐ…謝罪しなければ記者殺す」 朝日新聞に脅迫文 慰安婦問題・アベノミクス報道を批判

(2014.12.16 産経ニュース)

朝日新聞東京本社(東京都中央区)に、同社の慰安婦問題をめぐる報道やその後の対応などを批判し、謝罪しなければ記者を殺害するという内容の文書と小刀が入った封筒が届いていたことが16日、警視庁築地署への取材で分かった。封筒は神奈川県内の郵便局で12日に引き受けた記録が残っていたといい、同署が送り主の特定などを進める。

同署によると、封筒は15日午前に届いた。文書はA4サイズ1枚で、文字はすべて印字。「売国朝日新聞に告ぐ」と題し、「慰安婦報道は捏造(ねつぞう)だ」「アベノミクス報道はミスリード」と同社を批判。「衆院選投開票日の14日正午までにテレビで謝罪放送をしなければ朝日新聞の記者を殺す」などと記されていたという。

小刀は木製のさやに入っており、刃渡り約4・5センチ。送り主の欄には神奈川県内の住所や名前が手書きされていたが、住所は実在しないものだった。

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慰安婦報道に関わった元朝日新聞記者の非常勤講師を辞めさせるよう北星学園大(札幌市)に脅迫電話をかけたとして、札幌区検は7日、威力業務妨害罪で新潟県燕市の無職男性(64)を札幌簡裁に略式起訴した。記者会見する告発人共同代表の中山武敏弁護士(右)ら=2014.11.7午後、札幌弁護士会館

フィギュアスケートのアンチ達も、朝日新聞を脅迫する人達と同類のようです。

批判するのは結構なことです。

但し、感情論だけならただの悪口に過ぎませんし、どんなことをしても自分の主張を認めさせようとする行為は脅迫です。

ネットは匿名だから何を書いてもいいと考えているなら、それは大きな間違いです。

ヘイトスピーチを禁じる法案が検討されているように、ネット上での誹謗中傷を禁じる法案も検討されています。

常軌を逸したような書き込みが増えるなら、何らかの規制がかけられることになるかもしれません。

一部のおかしな人達の為に自由が制限されるかもしれないのです。

そんなことを言ってみても、妬みや怒りに凝り固まったアンチな方々には理解不能かもしれませんね・・・

そういえば、羽生結弦が震災で大きな被害を受けなかったとして、『震災を売り物にするな!』という的外れな主張をしている人達がいますね。

正直、呆れています。

羽生結弦は確かに一週間程しか避難所生活をしていませんし、家も全壊したわけではありません。

しかし、自分の親戚や友人の中には亡くなった方や肉親を失った方、家が全壊してしまった方などもいたのです。

だからこそ、被害が軽微で五体満足な自分がスケートを続けていいのだろうかと悩んだわけです。

人の気持ちを悪意で歪曲して誹謗中傷するのは品位の欠片も無い行為です。

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