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2014年11月10日 (月)

蛮勇の代償

『頭部挫創、下顎挫創、腹部挫傷、左大腿挫傷、右足関節捻挫』で全治約2~3週間。

グランプリシリーズ第3戦の中国杯で負傷した羽生結弦の診断結果です。

羽生結弦はフリー直前の6分間練習で中国のエン・カンと激突して負傷し、9日に帰国して精密検査を受けました。予定していたグランプリシリーズ第6戦NHK杯(28~30日)への出場は今後の経過を見て判断するそうです。

羽生結弦は書面で、『昨日帰国後、病院へ行き精密検査をおこないました。皆様にはご心配とご迷惑をおかけしてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいですが、まずは、ゆっくり休み治療したいと思います。今後のスケジュールについては、ケガの回復具合をみながら検討したいと思います』というコメントを発表しましたが・・・

本人は何とか出場したいと考えているのでしょう。

今回の件で、ISUにも日本スケート連盟にも、そしてコーチであるブライアン・オーサーにも危機管理能力が欠如していることが明白になってしまいました。

日本スケート連盟は、今回の件で医師の帯同について改善を検討するそうですが、そもそも大会の主催者側が、万一に備えて医療体制を整えておくべきではないでしょうか。

そんな備えはしていないというのなら、大会を開催すべきではありません。

ブライアン・オーサーは、自分の体がまず第一だと言ったそうですが、脳震盪の兆候が見られないことを確認してから、最終的に本人の意志を尊重して出場を認めたそうです。

医者でもないブライアン・オーサーに、脳震盪の兆候が判断出来るとは思えません。

フィギュアスケートは、見た目よりも身体に負荷のかかる競技です。

頭部を強打して脳が揺さぶられた状態で、ジャンプやスピンなどの激しい回転運動を行えば、再び脳を揺さぶってしまうことになります。

短期間に2度目の脳への衝撃があった場合、セカンドインパクトシンドロームという非常に重篤な症状を引き起こすことがあり、致死率50%とも言われているそうです。

そういう危険を考慮することなく、ISUやコーチ、そして日本スケート連盟の人間達は羽生結弦の『意思を尊重』して競技に出場させ、日本スケート連盟の理事でもある解説の佐野稔氏にいたっては、『いい大会でした』と総括していました。

もしかすると、ソチの金メダリストであり、フィギュア史に残る選手となるであろう羽生結弦を死亡させていたかもしれないというのに・・・

感動したという声があったことにも驚きました。

一時の感動と引き換えに選手の未来が閉ざされてもいいのでしょうか?

また、金メダリストだから得点考慮されるのでは?と発言したアナウンサーの言った通りに高い得点が出てしまいました。

採点結果を見ると、確かに5回の転倒はカウントされていますが、PCSには反映されていないかのよう見えてしまいます。

あの演技で、84.02のPCSはあり得ません。

あの状態で75.58というTESを獲得したのは恐るべきことではありますが、第2戦のスケートカナダで優勝した無良崇人のPCSは81.50です。

これでは、金メダリストに配慮したと非難されて当然です。

フィギュアスケートの関係者には常識人はいないのでしょうか・・・

羽生結弦は、高い志を抱いています。

それは傍から見ると、時には生き急いでいるように見えるかもしれません。

また、彼の胸の内を知らずに非難されることもあるでしょう。

だからこそ、周囲の人間が適切なアドバイスをするべきなのです。

しかし残念ながら、彼の周りにはそんな人間はいないようですね。

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中韓FTAが実質妥結 習・朴首脳会談で 自動車や電機製品で日本不利に

(2014.11.10 産経ニュース)

【北京=河崎真澄】中国国営新華社通信は、習近平国家主席と韓国の朴槿恵大統領が10日、北京で会談を行い、両国間の自由貿易協定(FTA)交渉で実質的妥結に達したと伝えた。

アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に先だって経済緊密化を印象づけることで、中韓ともに参加していない環太平洋連携協定(TPP)交渉を牽制(けんせい)した形だ。

2013年の中韓貿易額はおよそ2700億ドル(約30兆円)。韓国政府は10日、来年初頭の本署名を経て、来年中の発効を目指すと発表した。自動車や電機製品など中国市場で日本をライバル視する韓国にとって、関税面で有利な条件が整う。

韓国は最大の輸出先である中国との経済関係拡大に加え、北朝鮮問題などをめぐり、安全保障面での関係強化にもつなげたい考え。

一方で、安価な中国産農水産物の対韓輸出が急増すれば、韓国の農林水産業は12年に発効した米韓FTAに続く打撃を受ける懸念がある。

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会談を前に韓国の朴槿恵大統領(左)と握手する中国の習近平国家主席=10日、北京(聯合=共同)

中韓FTAが日本経済に大きな打撃を与えることになるのでしょうか?

影響は無いとは言えませんが、サヨクの方々が喚き立てるような深刻な事態にはならないでしょう。

それよりも日本が中国や韓国に対して安易な妥協をしてしまう方が問題です。

政治的にも経済的にも、困っているのは日本ではなく、中国と韓国なのですから・・・

それを理解しておかないと、本当は追い詰められている方々に騙されてしまいますので、くれぐれもご注意下さい。

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